TODOを書き出して心を整理する
タレントの野沢直子さんの著書「老いてきたけど、まぁ~いっか。」が話題になっていると、ネットのニュースで見た。
紹介文の中で、「『あ、あれもやらなきゃ』と、ふと思い立って別のことをしてしまい、たった今やっていたことをうっかり忘れる」という現象に悩んでいる、と見つけ・・
そう、まさに自分がそれに悩んでいる。
昔は、仕事も家のことも、マルチタスクを難なくこなせたものだった。
なにかをやっているとき、別のやることを複数思い出しても、頭の中で順番を整理して、チャキチャキ処理できていた。そこに外部から差し込みが入っても、それもまとめて対応できていた。
それが・・・
今も、なにかやっている最中に違うやるべきことを思い出すまでは同じだけど、野沢さんと同じで、その違うことをやりだしたら、たったいまやっていることを忘れてしまう。
■仕事編
Aさんからのメールを見ていて、返信しようとしている。
→Aさんに、返信ついでに別の相談をしたかったことを思い出す。
→相談したかった内容を正確に思い出そうとしてAさんからの過去のメールを検索。
→そのときBさんから電話がかかってきて数分くらい対応。
→電話後、PC画面に検索メールが表示されているが、一瞬何だったか思い出せず。
→そして、一番最初にやっていたメール返信は忘れている。ただし、なにかをしようとしていたことだけは覚えている。
■家事編
歯磨き最中に、歯磨き粉がもうすぐ無くなることに気が付く。
→買い置きあったかな?と探そうとする。
→シャンプーの買い置きが無いことを思い出す。
→アマゾンが特売中なことを思い出す。
→アマゾンアプリをスマホで見て別商品の特売情報を見つけて夢中になる、が・・・
→そろそろウガイしたくなり、元々なにしようとしてたんだっけ?と我に帰る。
こんな毎日。
「何かを思い出しているが、それが何だったのか具体的に思い出せない」が、すごくすごくストレス・・・。
なので、これを解消するべく、とにかく日々、やろうと思ったことは、できるかぎり「すべて紙に書き出す」ことにしている。いわゆる「TODOリスト」。
A4の紙に、やることの粒の大小関わらず書き出して、終わったら赤サインペンで消す。
電車の中などで紙とペンを取り出せない時は、いったんスマホにメモするが、最終的には紙に転記する。
家事の最中に急に思い出したことは、紙に書き終わるまで、声に出しておく。
(例えば歯磨き最中に、歯磨き粉の補充を思い出したら、「歯磨き粉買う、歯磨き粉買う」とぶつぶつ声に出す)
TODOリスト、スマホのアプリも試したけど、この「紙に書く」のがいちばんしっくりくる。
なにかのビジネスニュースで見たのだけど、紙に書くことで「心」が整理されるそう。
「覚えておかなければいけない、というストレス」から解放されるのだ。
そして、なんといっても、「終わったら赤ペンで消す」のが、すごくスッキリ!!
ただ、やり終わったタスクを赤ペンで消している最中に、また別の新しいやること思い出して、せっかく1つ終わったのに3つ増えた、、ということもしばしば。
テトリスやってるみたい、、